わが家の失敗…間取りで迷子
「どんな家にしようかな」「あんな家で暮らしたいな」
間取りの打ち合わせが始まると、想像が広がって楽しいですよね。
今でこそ安心して暮らしているわが家ですが、間取りの打ち合わせでは迷いに迷って消耗しました。
なぜなら、家づくりの視点が定まっていなかったからです。
今回は、間取りの打ち合わせで迷走したわが家の失敗談をもとに、理想の間取りを提案してもらう方法を考えていきます。
理想の家は人それぞれ
当初、わが家の家づくりは世の中の「理想」にあれこれ目移りしてしまい、かなり難航しました。
- 子供が小さいから危険がないようにしたい
- 趣味を楽しむ空間がほしい
- 老後も楽に過ごせるようにしたい
- シンプルな暮らしもオシャレな暮らしもどっちもほしい
- でも予算厳守!
全ての理想を叶えようとして間取りの打ち合わせが進まなくなってしまったのです。
間取りを考えているうちに、思ったことがあります。それは、理想の家って人それぞれなんだなということです。
家づくりのメインテーマを考える
私たちは子育てを楽しむ家が理想的だと思って家づくりを進めましたが、仕事がはかどる家、趣味を楽しむ家、仕事の疲れを癒やす家など、それぞれの理想がありますよね。
全ての理想を叶えられたらもちろんステキですが、譲れないポイントを考えて家づくりのメインテーマを決めておくと、その家での暮らし方を想像しながら打ち合わせを進めやすいのではないでしょうか。
どのライフステージを重視するのか考える
わが家は子育て期間の十数年を重視して家づくりを進めました。
子供たちの独立後や老後まで暮らしやすいように、ライフステージによって使い方を変えられる間取りではあるものの、やはり子育てを安全に楽しむことを重視したつくりです。
もちろん、「老後は2階に上がるのが大変だよ」「子育て期間はほんの十数年だよ」とアドバイスをいただいたこともあります。
上でお話ししたように、全ての人が納得する家って、実は難しいのかもしれませんね。
誰の視点で家づくりを進めるのか考える
わが家は洗面所とトイレの位置がなかなか決まりませんでした。
なぜなら、
- 自分たちが使いやすいようにトイレと洗面所は近い方が良い
- お客様が来たときに見られたくないからトイレと洗面所を離したい
- トイレに入っている時に宅急便やお客様が来たら気まずいから玄関とトイレは離したい
こんな矛盾だらけの希望を持っていたからです。
わが家は予算に限りがありますから、妥協点を探る必要がありますね。
自分たちが使いやすい家にしたいのか、お客様の目線を重視したいのか、一度考えてみてくださいね。
理想の間取りを提案してもらおう
理想の間取りを提案してもらうためには、部屋数や敷地面積の他に3つのポイントがあります。
- 家づくりのメインテーマ
- 重視したいライフステージ
- お客様の目線をどこまで気にするか
わが家のように迷子にならずに、希望にぴったりの間取りができると良いですね。