箱形27坪の小さな家は工夫がいっぱい!
わが家は27坪という小さな家です。
正直なところ、2,500万円という予算で土地と建物、諸費用、外構など、全てをまかなったので、27坪が限界でした。
そんな小さな家だからこそ、居心地を良くするための工夫を精一杯考えたつもりです。
今回は、27坪の小さい家でも居心地の良い、LDKの工夫についてお話していきます。
あなたの家作りの参考になれば、幸いです。
間取りは3LDK
子供が2人いるわが家の間取りは3LDKです。
約16畳のLDKと水回りを1階にまとめ、2階は主寝室と子供部屋、あとはちょっとしたフリースペースで現在はサンルームとして使っています。
小さなリビングの自由度を上げる
「リビング 広さ 理想」「リビング 広さ 平均」とインターネットで検索すると、LDKが20畳くらいあると広々と生活ができますよというような記事を多く見かけます。
それに対してわが家のLDKは約16畳ですから、かなりコンパクトだとわかりますね(涙)
そんな小さなリビングですが、実際は広々と使っています。家族で食事をとったりくつろいだりするスペースはもちろん、子供たちがおもちゃを広げたりお昼寝ができるスペースも、趣味やパソコン作業をするスペースもあります。
ポイントは次の3つです。
- ダイニングテーブルを手放した
- 奥行きが広めのカウンターを設置
- リビングをスッキリさせるための収納を設けた
わが家ではダイニングテーブルを使う機会が少なく、書類やチラシ置き場と化していたため思いきって手放しました。
代わりに、書類仕事やパソコン作業をするために奥行きが広いカウンターを設置しています。このカウンターはテレビに背を向ける位置にあり、大人2人がイスを並べて座ってもまだ余裕があるので、子供たちが小学校にあがったら宿題や勉強をするスペースとして活用できそうですね。
そして、家族が集まるリビングは物もたくさん集まりがちなので、スッキリ片付けて使いやすいリビングにするために収納を設けました。
これらの工夫で16畳のLDKでも広々と自由に使えるのです。
また、食事をするリビングテーブルと仕事や作業をするカウンターが分かれているため、食事の準備をしたいのにテーブルが散らかっていてイライラ…ということがなくなったのもうれしいポイントです。
キッチンでLDKを広く見せる
わが家はリビングを見渡せるI型キッチンで、キッチンとリビングの間に吊り戸棚がありません。
視界が開けているので、キッチンから見てもリビングから見ても、実際の数字より広く見えるのです。
もちろん良い点ばかりではなくデメリットもあるのですが、調理中のにおいが広がりやすい点については今のところ換気扇でカバーできていますし、キッチンの背面を片付けておく必要があるという点については収納力抜群のキッチンなので問題なく片付いています。
また、空間がつながっている分キッチンとリビングでコミュニケーションがとりやすくなったためなのか、家族の家事参加が増えてうれしい限りです。
小さくても居心地の良い家は作れる!
年収300万円台のわが家にとってマイホームの購入は一生に一度のこと。
いくつかのハウスメーカーでは全く相手にされなかったり、「その予算では家は買えませんよ」と言われたり、悔しい思いをたくさんしてきましたが、結果として新築の注文住宅を購入できました。
現在は大きな不満もなく、子供たちとの日々の暮らしを楽しんでいます。
土地や予算の関係で家の坪数が限られることがありますよね。小さな家=不便ではなく、工夫次第で広々と使えますし、居心地の良さだって追求できますよ。
家の大きい小さいに関わらず、ステキな家ができたら良いですね。
後日、写真を整理してweb内覧会ができればと思っています。