夢の新築注文住宅!うまく要望を伝えられてる?
「街で見かけたあのお家、ステキだな…」
「こんな暮らしがしたいな…」
明るい未来を創造して夢を詰め込んだマイホーム。
いよいよ打ち合わせが始まった段階で、わが家は壁にぶつかりました。
それは、要望がうまく伝わらないこと。
この記事では、間取りの打ち合わせでつまづいた、わが家の経験談と対策をお話していきます。
びっくり!要望と全く違う間取りが出てきた話
家を買う決意をしたわが家は1件目のハウスメーカーとの打ち合わせを進めていました。
(紆余曲折あって、わが家はハウスメーカーを変更しました。)
間取りについて、私たち家族はこんな希望を持っていました。
- 箱形の2階建て
- 3LDK
- リビング階段
- 明るいリビング
- 各部屋に収納(特にリビング収納)
- 明るいキッチン
- 子供の成長に合わせて使い方を変えられる間取り
- 広めの洗面所
- 優先順位は低いけれどサンルームがあるとうれしい
自分でももりだくさんだと思います。
これらの要望を営業さんに伝えて、できた間取りがこちらです。
(素人が見よう見まねで記憶をもとに再現した図なので、ズレや建具の表裏間違いなどがあるかもしれません。ご容赦ください…。)
階段と2階はどこへ行ったのかなと思ったら平屋でした。こんな平屋に住めたら子育てしやすいだろうし老後も暮らしやすいだろうし、ステキですよね。
たしかに平屋に憧れていると話したような気はしますが、この間取りを見て、トータル2,500万円の予算で平屋と駐車場が収まるような土地が購入できるのか心配になってしまいました。
その辺りの相談をしているうちにどんどん部屋が狭くなり、最終的には予算アップの提案が出てきてお互いに「ちょっとこれは難しいんじゃないかな…」という空気に。
営業さんは私たちの要望を聞いて、できる限り最大限に頑張ってくれたとは思います。
ですが、ここまで思ってたのと違う結果になってしまったのには、何か理由があるはずだと思い、反省点と対策を考えてみました。
希望を叶えるために!わが家の反省点と実践した対策
反省点①口頭で要望を伝えていた
これはよくあることではないでしょうか。わが家は要望を伝えるとき、口頭で説明しただけでした。
営業さんもパソコンで何かを打ち込んだり紙にメモをとったりして聞いてくれたのですが、私たちが話した内容全てを文字に起こしたり記憶するのは難しいですよね。反省です。
そして、設計の担当者に伝える時に伝わりにくかったり抜け落ちてしまったりということが起こるのかもしれないと考えました。
反省点②優先順位がはっきりしていなかった
住宅展示場を見学しに行って、なんとなく次の打ち合わせの予定が立ち、「とりあえず間取りを作ってみましょうか」なんてやりとりをして流されていたわが家。
なんとなく流されているだけなので、どんな家にしたいのか、優先順位がはっきりしていませんでした。
私たち本人がわかっていないのですから、営業さんもわかるはずがありませんよね。反省です。
反省点③なんとなく伝わるだろうと過信していた
在来工法って何だろう?間口って何だろう?くらいに家作りの知識がなかったわが家。そんな私たち素人の話を聞いて具体的な図面に落とし込むのは相当大変だっただろうなと今になって思います。
しかし、当初は「相手は家作りのプロだから私たちの希望をくみとってくれるだろう」と過信していました。
やはりお互いに人なので具体的に言わなければ伝わらないですよね。反省です。
対策①書面に落とし込んだ要望を見ながら口頭で補足説明する
わが家は家作りの知識がないので、どんな要望なら叶えられてどんな要望は難しいのかさえわかりませんでした。
しかも、口頭説明ではうっかり忘れてしまったり、話が脱線してしまったり、さらには営業さんがメモをとる手間や解釈の違いが発生したり。
そこで、わが家は要望を箇条書きにして紙にまとめました。その用紙を見ながら補足説明していくことで打ち合わせがスムーズに進んだだけではなく、具体的なイメージが共有できたように思います。
また、書面にしておくと後から言った言わないの争いが起きにくいのでおすすめです。
対策②優先順位を明確にする
次に、優先順位をハッキリさせました。
わが家の場合、家作りの打ち合わせは
- 要望を伝える
- できること、できないこと、代替案をもらう
- 予算に合うように取捨選択する
という繰り返しでした。
どの要望も叶えたいけれど、低予算のわが家は、やはり優先順位をつける必要がありました。
「子育てを楽しむ家」が目標なので、リビングの快適さを優先し、寝室は寝るだけの場所と割り切って考えました。
優先順位を明確にすることで、何かをあきらめなければならない場面でも、あまり迷わずに決断できましたよ。
対策③誤解や理解不足のないようにハッキリ伝える
家作りの打ち合わせ中は、何かと言い出しにくいことがあるものです。
- 実は低予算で…
- 実は他にも借金を抱えていて…
- こんなに豪華の家ではなくて身の丈に合った家に住みたいんだけどな
- 低予算だけど要望はいっぱいあるんです!
- せっかく考えてくれた間取りだけど…根本的に違うんです
でも、一生に一度の家作り。その場の空気に流されて、希望と違う家を買ってしまったり、つい夢がふくらんで無理をしてしまったりするのは避けたいものです。
また、思っていることや考えていることはハッキリ伝えてみると、前向きなアドバイスや具体策が出てくることも。
わが家の場合は伝え方が下手過ぎるだけかもしれないのですが、要望をハッキリ伝えたら納得できる間取りを提案してもらえました。
要望をしっかり伝えて夢のマイホームを叶えよう
思い描いている理想の家に近付くためには、そのイメージを営業さんに伝える必要があります。
営業さんが設計まで担当している場合もあれば、別の設計担当者に要望を伝えて図面にしてもらう場合もあります。
いずれにせよ、要望を上手に伝えられると打ち合わせがスムーズに進みますよね。
- 箇条書きで良いので要望を書面にまとめる
- 優先順位をつける
- わかってくれるだろうと過信せずハッキリ伝える
口下手なわが家の場合、これらの対策が役に立ちました。
理想の家作りの参考になれば、幸いです。